「つくる会」分裂騒動

西尾幹二の顛末記がめっぽう面白い。しょせん他人のケンカでしかない今回の騒動、事実関係の正確さについては判断できないが、読ませる筆力と無駄にデカい排気量((c)大月隆寛)で、敵役となった学者や運動家の追随をまったくゆるさない。宮台真司が「論壇オヤジ狩り」と恐れられたのは90年代だが、西尾は平成の「論壇シルバーバトル・サバイバー本命候補」だろう。
個人的には、関係のあった大月隆寛宮崎哲弥がどのようなコメントを出すか気になる。あと、NAMの分裂と今回の騒動をパラレルに論じるブログ・エントリーはないものか。