SPAM

メールボックスに届いていた有象無象の SPAM メールの題名をなんとなく眺めていたら、「完全無料! 逆縁希望の女性多数登録!!」と書いてあった。これは「逆縁」ではなく「逆援」だろう。自分より子供に先に死なれること(逆縁)を希望する女性がおおぜいい…

アンナ・スヴィダースキー

YouTubeで追悼ビデオを見たときには、なんのことだかわからなかったが、町山智浩の解説を読んでやっと意味がわかった。 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060501この事例で興味深いのは、むしろ経済学的な視点であろう。誰かに同情をする、その死を悼むに…

SIREN と日本人

GW中にハマったのが、PS2用ゲーム「SIREN」である。バイオハザード型のホラーゲームだが、舞台は純日本風で、さらにいろいろとひねりが加えられている。その中でも特筆すべきなのは「視界ジャック」だろう。これは文字通り、三次元マップ上にいる敵(SIRENで…

藤原正彦と小泉今日子

論理より「情緒」とのことだが、ジョウチョといわれると、私の場合なぜか小泉今日子がやっている清涼飲料のCMを思い出してしまう。 http://www.suntory.co.jp/softdrink/dakara/ (CMギャラリーから「ブルース編」を再生)情情ビ、緒バァー。失礼しました。

BONNIE PINK と烏賀陽弘道

まあ、多少なり英語の感覚がある人が聞いたときに、BONNIE PINK の歌詞というか歌そのものが「何だこれは」というキョーレツな違和感を抱く頭痛モノである、ということは事実である。トラバ先の人のように信者がいきりたって「勝利宣言」したところで、烏賀…

ウィングマン

桂正和の画集を、どこかの書店で見かけたが、 完全版 9 (ヤングジャンプコミックス)" title="I"s 完全版 9 (ヤングジャンプコミックス)">I"s 完全版 9 (ヤングジャンプコミックス)作者: 桂正和出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/04/19メディア: コミック…

兵頭二十八

『軍学考』をそろそろ読了。 冒頭に由比正雪の話がでてきて、軍学者の開祖みたいな扱いをされている。しかし「正雪」と言えば私の場合、山口貴由「蛮勇引力」のキャラクターとしてしか知らなかったので(汗)、どうしてもマンガのイメージを重ね合わせてしま…

東浩紀『渦状言論』ブログ停止

この院生みたいなワケワカラズにつき合わされたら、そりゃ疲れるだろうな。なんか知らないけど同情します。ブログを探そうと適当に検索してみたが、鹵獲できず。

女性ラップグループ

仕事中は SOULHEAD を聴いている。 昔、BENNIE Kを聴いたときには、ラップの英語がジャパニーズ(笑)過ぎてまともに聴いていられなかった。なのに、ほとんど同じヴォーカル構成の SOULHEAD が、抵抗なく聴けてしまうのは何故だろうか。基準がよくわからない…

神話論理

翻訳が出たこの本のことについてはまったく知らないのだが、池田信夫と山形浩生が申し合わせたように(?)対照的な紹介をしているので笑える。http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/07171ce3112f624e27ebe46b3afd97fe http://cruel.org/other/rumors.html#it…

アジア主義とか天皇とかの次はUFOかよ、と思ったら(笑)、そういう話ではないようで、一安心。宮台真司の最新論考。 http://www.miyadai.com/index.php?itemid=326しかし、integration(統合)をinteglationと書いたり、accustomed(慣れ親しんだ)をaccostom…

さおだけ屋

山形浩生のウェブサイトに、変なお詫び文が載っている。 http://cruel.org/jindex.html「さおだけ屋はなぜ潰れないか」(以下「さおだけ屋」)、という本の内容について、山形の書評に事実誤認があったので謝るという内容だが、具体的にどこが問題になったの…

レッテル貼り

小谷野敦が内藤朝雄を批判している。当否はともかく、その中で気になったのが、内藤が「レッテル貼り」をしているという小谷野の批判だ。十年くらい前のことで記憶があやふやだが、評論家の呉智英のインタビューを思い出した。『バカにつける薬』を上梓した…

"wrestle with" は「取っ組み合いをする」なのか

山形浩生訳の「聖書ガイド」を読んでいて、ひとつ気になったことがあった。誰も教えてくれない聖書の読み方作者: ケンスミス,山形浩生出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2001/01/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (33件) を見…

・大月隆寛を自衛隊ルポ記事に誘ったのって、 http://d.hatena.ne.jp/seishinouya/20051124 この記事を読むと大塚ということになっているが、町山智浩なのでは?(町山氏のブログにもそのような記述があったかと) http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040301

トークセッションなるものを見てきた

『波状言論S改』(青土社)刊行記念 「ゼロ年代の批評の地平 ―リベラリズムとポピュリズム/ネオリベラリズム」という座談会を見学しに、クリスマスは新宿の紀伊国屋までいってきた。いってきたついでに、二年ぶりにこの日記を更新しようと思う。特にメモを…

白石一文「僕の中の壊れていない部分」

一気に読んでしまった。理屈癖と厭世観を重ね持つ男の、最後まで屈折したままの独白でありながら、なにか読む側にいろいろなことを考えさす。宮台信司が何かで褒めていたので入手しようと本屋を探し回ったが、結局見つからず、あきらめていたら、改装した青…

呉智英「現代人の論語」

二日かけて読了。 これを書き上げたら、著者はもう死んでしまうのではないか。不謹慎ながらそう思う一冊。「インテリ大戦争」「封建主義、その論理と情熱」以来の読者だが、そこかしこに論語の引用をする割には、まとまった解説を出していなかったので、是非…

データベースとフェイルファスト(failfast)

データベースの権威として知られる Jim Gray の名前が、日本語の記事に現れたのを初めて見かけた。 http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/000692.htmlJim Grayの名前は、業界外でさして知られているとも思えないが、データベース業界では、第一線の研…

「クリティカル・チェーン」

Goldrattのビジネス小説。本来は「ザ・ゴール」の次の次に出版された本なので、他の「ザ・ゴール2」や"Necessary but not suficient" より先に翻訳されてしかるべきなのだが、一年近く送れてやっと上梓されたようだ。なんかトラブルでもあったのかしらん。…

日記はじめました

とりあえず、読書ノート代わりに「はてなダイアリー」をつけることにした。何日続くかわからないが、身辺雑記もおりまぜながら、気楽にやっていこうと思う。